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家を買った後は家計の見直しを!!

家を買ったら次にやるべきこと

住宅を購入し、引越しも終え落ち着いたら、やっておいたほうがよいことがあります。
それは家計の見直しです。
あなたは、家を買うという重大なライフイベントのゴールを迎えました。
一息ついて新居で落ち着きたいですよね。
しかし、お金のかかる重大なライフイベントは次々おとずれます。
例えばお子さんの受験や進学です。
家を買うという人生最大のライフイベントを終えても、息をつく暇もありません。
次に備えるためにあらためて家計を見直してみましょう。

家計見直しのタイミング

見直すタイミングは、新居に入居してから3カ月から半年経過した頃がよいでしょう。
定期的な支出がどのくらいなのか、家計の変化を正確に把握するには、新居に入居して少し時間が必要です。

住むところが変われば支出も変わります。
例えば、水道光熱費、自治会費、町会費などの額が変わります。
私が引っ越した際には、水道光熱費が月に数千円単位で下がりました。
陽当たりが悪い部屋から日当たりのよい部屋に引っ越しただけで電気代が大きく下がりました。
昼間に電灯を付けることが少なくなり、冬でも暖房器具を使う時間が減りました。
一方で自治会費の支出は12倍に上がりました。今まで一年分として支払っていた自治会費が、引越し後は一か月分になってしまいました。
どうやら私が過去に住んでいた地域は自治会費が極めて安かったようです。
同じ神戸市灘区内なのですが、けっこう変わりました。

人生で最も困難なステージへ

家という人生最大の買い物をしたばかりです。
あなたの蓄えは大幅に減少しているはずです。
だからこそ、これから先が最も重要な期間となります。
あなたはこれから、人生で最も困難なステージに突入することになります。
住宅ローンという多額の負債を返済しながら、キャリアを積み、収入を増やし、投資により資産を形成していかなくてはなりません。

普通、家を買った直後は、家計が慢性的に赤字になっていることはないと思います。
そんな状態になるのであれば住宅ローンの審査も通らないはずです。
そもそも、そこまで無理をして家を買うことはしないでしょうし、まわりも止めます。(相談者が家を買うには資金的に厳しい場合、私は止めます)

家計が正常で余裕があるときにこそ、お金を残し、将来の支出へ備えることができます。
家計に余裕があるのは若いときだけです。
「子供が生まれる前は夫婦共働きで余裕があって預貯金も増えたのになぁ」
年を取ると、そう思い返すことになるでしょう。

お子さんの教育費の負担は想像以上に厳しいものです。
お子さんの成長とともに教育費の負担が増え、家計に余裕が無くなっていきます。
私が過去に家計見直しの相談を行った相談者様のなかには、お子さんが高校生、大学進学が近い時期に資金不足になっている方がとても多かったです。教育費のピークが来るまでに、できるだけ早く預貯金の回復を図りましょう。

毎月の収支が赤字続きなら要注意

家を買ってから、毎月の収支が赤字続き、ボーナスで何とかやりくりしている、という状態なら、すでに危険です。
早急に、家計を見直し、無駄な支出をカットしましょう。
対処が遅れてしまうと、住宅ローンが返済できなくなり、せっかく買ったわが家を失うこともあり得ます。

家計の見直しは度々行うべきことですが、家を買った後は特に念入りに行いましょう。
ずっと先の未来、長期的に支出を予想して、できるだけ早く備えていきましょう。

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