シェアハウスのスマートデイズに続き、東証一部上場のTATERUでも融資申し込み時に提出する預金通帳の残高を偽造していたことが発覚しました。
発覚した1件以外にも偽造はないのか調査するとのことですが、他にあったとしても正直に発表するかどうか。隠ぺいする可能性もあるでしょう。そう思うとこの会社はもう信用できません。本日、TATERUの株はストップ安。マーケットの信頼を失いました。
これで不動産投資への融資はますます難しくなるでしょう。金融庁からの銀行への圧力もより強まるはずです。各銀行は自行の融資審査に問題はなかったかどうか詳しく調査すると同時に、不動産投資への融資審査を厳しくしているはずです。預金通帳残高を確認方法は、預金通帳の原本を確認するとか、預金残高証明書の原本提出に変わってくると予想できます。
また、過去に預金通帳の残高を偽造した会社からの顧客へは融資を控えるということも考えられます。
TATERUの顧客への融資は各銀行にとっては見送らざるを得ないと言えます。
信用を失うことはそのまま経営破たんのきっかけになるので、この会社の今後はかなり厳しいものになると思います。
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