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古い住宅地図を調べてみるといろいろわかる

不動産調査業務

 私は、FP業務以外では不動産調査を主な業務としています。
開発用地の調査、住宅用地購入前の調査などです。
不動産調査の必須項目には、土地の土壌汚染に関する項目があります。
サンプル採取やボーリング調査など本格的な調査となると、専門業者にお願いすることになり、費用もかかります。

 そこまで本格的に調査する前の段階に、履歴調査という調査があります。
過去の住宅地図や航空写真、閉鎖登記簿を調べて、過去の土地の利用状況を確認する調査です。
古い住宅地図からはいろいろと有益な情報が得られます。

古い住宅地図の閲覧は誰にでもできる

 古い住宅地図を調べる作業は、誰でも、簡単にできます。
通常、図書館に行けば過去の住宅地図を閲覧することが可能です。

図書館には、昭和40年代以降、半世紀ほど前からの住宅地図が収蔵されています。
(1年ごとではなく、数年刻みで間は飛んでいます)
コピーをとることもできます。

図書館に収蔵されている古い住宅地図の多くは、ゼンリンという会社から出版されたものです。
大阪府内では、一部、吉田地図だったりします。
吉田地図とちがい、ゼンリンは全国くまなく住宅地図を出版しています。
全国どこの図書館でも、古い住宅地図はゼンリンの地図が収蔵されているはずです。
大阪府内では、一部、古い住宅地図が吉田地図である場合があります。
吉田地図は今はもう会社が無くなっているようなので、大阪府内でも過去の一部を除けばゼンリンの住宅地図が収蔵されています。

この住宅地図には住んでいる人の苗字が記載されています。
ゼンリンは調査員を、実際に現地に派遣し、表札を確認させているのだと思います。
とんでもない労力です。
特定の人の住んでいた場所を探す場合など、住宅地図は参考になります。

土壌汚染とか専門的なことだけではなく、単に街の発展とか、開発について知ることにも役立ちます。
図書館に行く機会があれば、ご自宅付近の古い住宅地図を閲覧してみてください。
半世紀ほど前の住宅地図なら、現在とは大きく変化しているはずです。
昔、あなたの家の周囲はどういう雰囲気だったか、想像してみるのも楽しいものです。

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